アニメーション
株式会社オー・エル・エムにアニメーター（動画職）として内定！
TSOU LAI YU（ゾウ ライヨウ）
国立台湾中興大學 出身
総合学科 アニメプロデュースコース（現：総合アニメーションコース）
■進路決定先
Q、進路決定おめでとうございます！今の率直な感想をお聞かせください。
A、ただ純粋に内定がもらえたことに「よかった～やっと終わった～」と思います！
4月からたくさんの会社に応募して、落ちて、また応募して……ずっとその繰り返し、いつの間にか30社以上応募しました。その中で、ようやく11月に一社から内定をいただき、粘り強く続けることの大切さを実感しました。
Q、アニメーター（動画職）を目指そうと思ったきっかけやその企業に就職を決めた理由を教えてください。
A、動画、いわゆるアニメーター職を目指しているのは、将来は演出になって、自分の想像した映像をそのまま視聴者に届けたいと思っているからです。
オー・エル・エムさんに応募したきっかけは、同じクラスで制作進行に内定した友達におすすめされたことでした。調べてみたら、『ポケットモンスター』や『薬屋のひとりごと』シリーズなど、いろんな人気作品を手がけている会社だと分かり、待遇面や会社の理念もとても魅力的で、「ここに入りたい！」という気持ちがさらに強くなりました。
Q、就職活動において役に立った授業やサポートはなんですか？またアニカレに入学してよかったと感じるのはどんなところですか？
A、「構造作画実習」と「デジタル作画」、この二つの授業は大事だと思います。前者ではクリンナップや走り・歩き・振り向きなど、アニメーターとしての基礎をしっかり教えてもらい、後者では今の業界の主流であるデジタル作画の知識や、LOの描き方などを学ぶことができました。
そして、キャリアセンターの先生方にも本当にたくさん助けてもらいました。求人票の共有、会社見学、会社説明会、模擬面接など、どれも就活に欠かせないサポートでした。
もう一つ感謝したいのは、担任の先生が開催してくれた模擬実技試験です。先生の指示で、キャリアセンターで先輩たちが受けた試験内容を調べ、それを先生に報告すると、そこから先生がオリジナルの試験問題を用意してくれました。そのおかげで、本番の実技試験の前にしっかり練習することができました。実技試験に通過できたのはこのサポートのおかげだと強く感じています。
キャリアセンターには、先輩たちのポートフォリオだけではなく、受験報告書（受けた試験や面接の内容報告）などすごく役に立つ資料があるので、それを読めることが本当によかったと思います！
Q、就職内定先で将来どのような仕事に取り組んでいきたいですか？今後の目標や意気込みを教えてください。またこれから就職活動をしていく後輩たちにメッセージをお願いします。
A、将来は動画マンとして経験を積み、原画マン、作画監督の道を辿り、最終的には演出になって、視聴者から「神回！」と言ってもらえるようなエピソードを作りたいです。やっぱりクリエーターである以上、自分の作品を他の人の心に残したいという気持ちは皆同じだと思います。これさえできれば、私はどんなジャンルのアニメ作品でも気合いを入れて携わりたいと思います。また、他社の作品でも、自分が好きな原作であればぜひ参加してみたいですね！
アニメーターはやはり画力が一番大事なので、後輩のみんなにはぜひ毎日、水を飲むように絵を描いてもらいたいです！新しい知識、例えばエフェクト作画などを自ら勉強し、そして自分が好きなものをどんどん描いて欲しいです！多分仕事がはじまったらもうそんな時間はあんまりないと思います。このようにたくさんの絵を描き続けると、ポートフォリオに入れる素敵な絵もきっと生み出せるはずです！そして、キャリアセンターにある先輩たちのポートフォリオや受験報告書もぜひ見てほしいです！
最後は、就職活動が本格的に始まったら、選考通過という嬉しい結果だけではなく、不合格の時もやってくるでしょう。一時的に落ち込むことは大丈夫だけど、気分転換したらまた立ち直って、粘り強く就職活動を続けて欲しいです。私はそうして続けてきたので最終的に内定をもらいました。皆さんも諦めずに就職活動を頑張ってください！きっとできます！
