来校ゲスト帖
2011アニカレ祭ゲスト「朴璐美さん」
7月24日(日)に開かれた夏恒例の一大イベント、アニカレ祭。そのスペシャルゲストークショーにお迎えしたのは、朴璐美さん。『鋼の錬金術師』エドワード・エルリック役でお馴染みですよね!大阪アニカレには何度も来ていただいている朴さんが、時折エドの声を交えながら今回もステキなお話を聞かせてくれました。
■笑いあり、お仕事のお話ありで会場を魅了
折しも大ヒット上映中の映画『鋼の錬金術師 嘆きの丘(ミロス)の聖なる星』の話からスタート。今回初めてアニメ制作会社へ陣中見舞いに行き、衝撃を受けたとか。「たった2秒の絵を何十人もの方が何日もかかって作っていた。わかっているつもりだったんですけど、作っている様を目の当たりにして感涙しちゃって。いくらデジタル化しても、モノを作るということは人の想像力から始まり、人の手で作り上げられるものだと改めて実感しました」。
続いて参加者からのメールによる質問に丁寧に答えてくださった朴さん。声優になったきっかけや仕事での信念、男の子役の気持ちを表現するのに大切なことなど、時に笑いもはじける楽しいトークが展開しました。
低音ボイスを出す秘訣では、突然、萌え声を披露し会場からは大歓声。さらにエドの声で低音ボイスも披露し、「低音の方が意志を貫きたい強い気持ちを表現できるでしょ」と、秘訣の一部を教えてくれました。
■「熱く頑張ろう!」のエールに感激!
最後に、これから声優などの夢に向かってがんばろうとしている皆さんへのメッセージをいただきました。 「私は、声というのは魂の音だと思っています。自分の人生がそのまま出ると思うんです。だから、自分の人生を熱く生きてください。とくに、学生の期間だけが、みんなと切磋琢磨できる素晴らしい時間だから、しらけてないで、周りの人に「おまえ、暑苦しい」っていわれるほど精一杯熱く、夢に向かって突き進んでいってもらいたいと思います。そして、いつかスタジオでライバルとして、また、アニメを描いたり監督したりする方とは一緒に作品づくりができるよう、お互いに頑張りましょう!」
朴さんの熱いエールに、会場に来ていた中高生の皆さん、そして在校生も大感激。夢に向かって頑張る勇気をもらえた感動のひとときになりました。