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声優 柿原徹也さん TALK LIVE!!

2022/05/27

 

 

2022年3月20日のオープンキャンパスにて、「FAIRY TAIL」ナツ・ドラグニル役、「ジビエート」神崎千水役、「あんさんぶるスターズ!!シリーズ」明星スバル役、「弱虫ペダル」東堂尽八役、「機動戦士ガンダム THE ORIGINシリーズ」ガルマ・ザビ役など、多数ご出演の声優、柿原徹也さんのトークショーを開催しました!

 

会場には声優やエンタテインメント業界のプロを目指す高校生が多く集まり、柿原さんには、業界を目指すみなさんにたくさんのエールやメッセージをいただきました。その一部を掲載します。

 


 

 

司会:何度もお越しいただいておりますが、学校の印象はいかがですか?

柿原徹也さん:いつ来てもここのステージはすごいですね。本格的なステージがある学校は本当に少ないですから。ステージの奥行きもしっかりとある舞台は、なかなか無いですよ。いろいろ使うことを考えて作られたステージだってことがわかりますよね。プロが使うような本格的なステージを使って、学生の頃から色々とできるのはとても恵まれていて羨ましいですね。

 

 

司会:役柄に声をあてるという作業をされる際に、柿原さんがまず大切にしている部分について教えてください。

柿原さん:僕自身は10代後半の頃、芝居の作り方なんて理解していませんでした。そこにあるセリフで「かっこいいセリフ読みたい」とか、女の子だったら「プリンセスのセリフ可愛く読みたい」みたいな、「お芝居なんてよくわからないけどああいう感じの声を出したい」という願望が強いと思うのですが、それでいいんですよ。この業界にいる人全員が最初はそうだと思います。

 

その次の段階は自分のアイデンティティー。自分のオリジナルは何かということを常に考え続けることから、自分のお芝居が生まれてくるのかなって思っています。なぜこの役が自分のもとに舞い降りてきてくれたのか。自分に降りてきた理由をちゃんと作ってあげなきゃという気持ちで僕は基本的にお芝居に臨んでいます。答えは一つや二つじゃないです。声優さんそれぞれの答えがあると思うので、みんなの地道な力という部分を見つけてもらえればいいと思います。

 

 

司会:エンタメ業界を目指している皆さんにメッセージを頂戴したいと思います。

柿原さん:大人たちやステージにいる人も、実は皆さん全員の顔がしっかり見えています。特にこの業界の人たちは相手の動向にアンテナを張っている人たちばかりなので、今日みたいに真摯に人の話を聞けるような人間になってほしいなと思います。

 

大阪在住の学生は、全国どこの学生よりもテンションが高くて、大きな声で笑ってくれるというイメージがありますが、今はこんな状況下で笑いのパワーなどのいいところが封印されてしまっているのが残念です。けれどもまたいつか、ちゃんとマスクを外して笑える、せーので「なんでやねん!」って叫べるような、そういうタイミングがまたいずれ来ると思います。そういう日を楽しみにしつつ、一緒にこの時代を乗り越えていければなと思っています。この中で青春を迎えているあなた達は本当に強い人間になれます。今を乗り切ろう。そしてまたこの学校でお会いしましょう。

 

柿原さん、本当にありがとうございました!!

 

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