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出版社に作品を持ち込んだ留学生にインタビューしました。

2019/10/25

 

マンガ・イラスト学科ストーリーコミックコース2年で学んでいるイリン・ジュイタさん(インドネシア出身)に漫画家としての売り込み方法についてお聞きしました。

 

Q1 最近の作品紹介をしてください。
東京の雑誌社への持ち込みを目的に制作した「きゅうり姫」という作品で、インドネシアに古くから伝わる民話を題材にしたファンタジーです。
日本ですと「桃太郎」を現代化した感じでしょうか。
大きな鬼が出てくるので、巨人が暴れまわる最近の漫画の影響も受けています。
高1の男の子が女の子に助けを求められ、化け物退治をするというストーリーです。
持ち込み用のページ数で完結して、32ページあります。
手書きの原稿をスキャンしてコンピュータで仕上げました。

 

Q2 9月に行われた少年サンデーの作品添削会の感想は?
学校に編集者さんがこられましたので、「きゅうり姫」のネーム(原稿の下書き)を見てもらいました。
ストーリー面はもちろん、日本語のセリフの不自然な所やフキダシの位置や形についてアドバイスをいただきました。
この時はプロの目から見て、今の自分に足りない部分がどこかを気付かせてもらえました。

 

 

Q3 持ち込みの体験談をお聞かせください。
前期授業が終わって10月に後期が始まるまでの休みの期間に、東京の友人宅に泊まり込んで、出版社・雑誌社を10社ほど回りました。
1社ずつ予約をお取りしたので1日に1社か2社しか回れませんでした。
厳しい評価をいただいた会社もあれば、ご評価いただいた会社もあります。
特に勉強になった点は、読者の共感を呼ぶ魅力ある主人公を作る、背景の書き込みをもっと細かくして視覚的に伝わりやすくするということです。
認められず落ち込むと言うより、次の作品こそ認めてもらおうというやる気と新しい作品の構想が沸きました。
次の作品は宗教を背景にした争いの話になる予定です。

 

Q4 日本語の表現で難しいことはありますか?
文法や漢字は日本人の友人にすぐに直してもらえるのですが、擬音語が難しいです。
インドネシアでは犬はグォーグォーだし、ネコはミャオミャオ。
マンガに入れる擬音語はシーンに合った文字でないといけませんが、擬音語での日本語表現は習ったこともなければ、慣れてもいないので使いこなせません。
マンガ制作ならではの難しさです。

 

Q5 大阪アニメーションカレッジで向上したとことは?
デッサンをしたことがなかったので、その能力は向上しましたし大事さも学びました。
また、意識面も変わりました。
自分の描きたい作品を趣味で描くことから、読者に受け入れられるかどうかやマンガが売れるかどうかといったことを考えて描くようになりました。

 


 

 

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