アニカレ広場
Home > > > 「第2回 高校生美術・イラストコンクール」結果発表

「第2回 高校生美術・イラストコンクール」結果発表

2010/09/17
「第2回 高校生美術・イラストコンクール」にたくさんのご応募ありがとうございました。大変力作ぞろいの253点の応募の中から、Web投票、一般投票、審査員による選考を経て、最終的に下記の金の鳩賞・銀の鳩賞・銅の鳩賞の 3作品3名の方が選ばれました。

●金の鳩賞:エントリーNo.511 山上 将司 クラウン・ズ・クラウン 精思高等学校

511yamauemasashi.jpg

 

 

 

 

 

 

●銀の鳩賞:エントリーNo.514 松原 小百合 甘い魔法 名西高等学校

 

514matsubarasayuri.jpgのサムネール画像

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  ●銅の鳩賞:エントリーNo.549 高原 和加奈 くま鉢 近畿大学附属高等学校

 

549takaharawakana.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 受賞者の皆さんおめでとうございます。

■美術出版社審査員からの総評■

全体的に、技術は高く見栄えのいい作品ばかりだと思います。しかし、
小ぢんまりとまとまってしまい、高校生らしいパッションや「これをど
うしても描きたい」という熱意が全体的に薄い、おとなしい作品が多い
ように感じられました。上位作品はその点で優れていたものばかりです。

イラストの善し悪しは、技術ではありません。もちろん、作者の意図を
見る人に正確に伝えるための手段として、技術はある程度必要ですが、
それ以上のものではありません。
それよりも、「この絵の中で一番見せたい中心(テーマ)はどこか、誰
に見せてもその部分に一番に目が行くか」を考え、それを中心にして絵
全体の構成をしてみてください。
色彩も背景も、全てそのメインテーマ・モチーフを目立たせるためのも
のです。そう考えれば、「この部分は色で良かったのか、背景の構成は
これでいいのか、全体の構図はこれでいいのか」と改めて考えられるこ
とでしょう。
多少荒削りでも、「この作者はこれが描きたかったんだな、これを描け
て満足だろうな」と見る人にも思ってもらえるような、情熱を傾けた作
品を描くことが大切です。
特に高校生の頃は、「自分も描いていて楽しい、見る人にも楽しんでほ
しい、これが描けて本当に幸せ」という気持ちを大切にしてください。
それが、「いい絵」を描くことに繋がっていくのです。

美術出版社 山本桂子
 

受賞された方も、また今回残念な結果に終わってしまった方も
これからも絵を描くことを楽しみつつ、作品を見る人にどの様に
感じてほしいのかを意識してより良い作品制作ができるよう
追求を続けていってください。

また次回の美術・イラストコンクールにもチャレンジしてください。

美術・イラストコンクール事務局

アニカレのことを
もっと詳しく知ろう!

オープンキャンパス 資料請求