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山本和臣さんTALK LIVE!!

2018/05/21

 

2018年5月13日

「美男高校地球防衛部LOVE!」箱根有基役などで活躍されている人気声優、山本和臣さんをお招きして、午前中は在校生向け特別授業、午後からは高校生・中学生を対象にトークライブを開催しました。

 

トークライブ

 

MCアニカレには初めてご来校されましたが、本校の雰囲気や在校生の印象はいかがでしょうか?

山本和臣さん(以下山本):学校の中にアフレコブースやミキサー室がそのまま再現されていて驚きました。学生のうちに実際にお仕事をする部屋の雰囲気に慣れていることは良いことですし、将来一緒にお仕事をしたりお世話になったりするアニメーション関係や音響・照明などのお仕事を目指す人達と一緒に学んでいけるのも、とても良いと思います。
在校生の方と一緒にアフレコをしたのですが、もっと自分らしさを出した方が良いというアドバイスに対して、すぐにアドリブを入れてみるという柔軟さにとても感心しました。
大阪アニカレの卒業生の中に、以前お仕事をご一緒したことがある方が2人いて、当時その方々のことを臆せず自分のお芝居が出来てすごいなと思っていたので、大阪アニカレならではの良さなんだなと感じました。

 

MC声優のお仕事に進むきっかけは何ですか?

山本:幼い頃からぬいぐるみが好きだったので、中学生の時にぬいぐるみ劇団に入ってお芝居をしていましたが、アフレコやイベント・ラジオなど枠を超えていろんな役を演じたり活動したりできる声優というお仕事を見つけてから、オーディションを受けて声優としてお芝居をするようになりました。

 

MC「機動戦士ガンダムAGE」の主人公・キオ役が決まった経緯を教えてください。

山本:僕はこの作品のオーディションを受ける前、別の作品のオーディションを受けていたのですが、その監督さんが僕のことを覚えていて、他のオーディションに呼んでくださりそこでは落ちてしまいましたが、それを観ていた別のプロデューサーさんが「機動戦士ガンダムAGE」のオーディションに呼んでくださりキオ役が決まりました。オーディションを受ける時は、その役に合っているかを見られますが、別の役に合うかもしれないということで他の作品のオーディションに呼んでいただけるチャンスの場でもあります。

 

 

MCアニメ収録やゲーム収録等では収録の方法が違う様ですが、それぞれ気を付けていることはありますか?

山本:ずっと対面でお芝居をしてきたので、相手の役柄や話し方を全部自分で想像しながらお芝居をするゲーム収録が難しく感じます。なので、監督さんや音響さんの指示も大事にしつつ、なるべくどういったシチュエーションなのかを自分で想像して提案出来るようにしたり、状況や役に合わせてセリフを言う視線や姿勢を変えたりしています。

 

MC監督さんやディレクターさんからの指示の中で、難しかったことはありますか?

山本:自分がやりたい演技のプランと作り手側の考えが合致しない時があって、その都度指示に対応するのは確かに難しいことですが、監督さんが作りたいものを僕達役者が演じることで1つの作品が出来上がることは声優としてのお仕事の醍醐味ですし、逆に監督さんが考えていたことよりも自分の演技を気に入ってくれて使ってくださることもあるので、難しさの中にもやりがいを感じます。

 

MC声優やアニメ業界を目指すにあたって、高校生・中学生のうちにやっておいた方が良いことはありますか?

山本:声優は声でお芝居をする仕事ですが、声だけ聴いたり練習したりするだけでは役を演じることは難しいので、様々なジャンルのドラマや映画を観ておくと、声優のお芝居で活かせる演技がたくさんあるので勉強になると思います。あとは、例えば絵を描くことが苦手だけどアニメのお仕事に関わりたいという場合は、CGを使ったアニメのお仕事を調べて勉強してみるのも良いと思います。

 

 

高校生人前で司会をするときにとても緊張してしまうのですが、緊張を和らげる方法はありますか?

山本:周りのことを考えてきちんとしようとする時に緊張はするので、ある程度の緊張感は大事だと思います。即効性で言うと、緊張で震える手を見ると余計に緊張してしまうので、自分の手で震えを止めてしまうと意外と緩和されます。あとは、不安にならないくらいたくさん練習を重ねて自信を持つことと、たとえ1人で司会をしていても、ステージ上や舞台袖にいるメンバーみんなで助け合いながらやっているという安心感を持っていれば、少し緊張が和らぐと思います。 

 

MC会場に来てくれた中高生達にメッセージをお願いします。

山本:エンターテインメントって必要不可欠なものかって言われるとそうではないかもしれませんが、日常で大変なことがあってそれどころじゃない時にこそ、いろんな人が見て楽しめたり活力が湧いたりするものだと思います。だからそれをやりたいって思う気持ちはとても素敵なことなので、もし興味があれば、エンターテインメントを僕達と一緒に作っていけたらなと思っています。

 

 

在校生向け特別授業

 

今回の特別授業では、山本さんの前で在校生が実際にアフレコをしてアドバイスを頂いたり、なんと山本さんも在校生と一緒にアフレコをしてくださったりと、在校生にとって大変貴重な体験となりました。

 

 

さらに、山本さんのマネージャーをされているプロダクション・エースの村上様にも在校生の演技を観ていただき、直接ご指導やアドバイスを頂きました。
アフレコについては、キャラクターの状況や絵の動きに合わせて演じることで、よりキャラクターに踏み込めて魅力的に見えるお芝居ができるということを教えて頂きました。

 

 

山本和臣さん、ありがとうございました!

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