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山谷祥生さんTALK LIVE!

2018/03/27

 

3/11(日)
有名アニメーション作品などで活躍中の人気声優、山谷祥生さんをお招きして、午前中は在校生向け特別授業、午後からは中高生のためのトークライブを開催しました。
中高生から山谷さんへの質問コーナーでは、質問したい参加者全員の質問に丁寧に答えていただくなど、参加した皆さんにとって大変特別な時間となりました。


 

MC:学内をご覧になられて、学校の雰囲気はいかがでしたか。

山谷祥生さん(以下山谷):めちゃくちゃ立派ですね。
なにが立派って、本当に全部揃ってるなって思いましたよ。
歌を録音する場所、音楽を作る場所、ラジオを録る場所、アニメーションを作る場所、ギターを作る場所もありましたね!音楽もあるって話は聞いていましたけど、まさか楽器を作る部屋まであるとは思っていませんでしたよ。

これだけ設備が揃っていればアニカレならアニメ一本作れますよね。
この学校で、アニメーションコースの子に絵を描いてもらって、声優の子が声を入れて、オープニングとエンディングに使う歌のレコーディングもできるし、この大きなホールでイベントもできて、今はアニメをやりながらラジオとかもやるので、アニメを放映しつつラジオも流すことができますね。

学校でこんなにいろいろ学べたら、現場に出たときも臆する事ないんじゃないですかね。
初めて収録ブースに入ったとき、反響した自分の声といつもの声が違って、そのギャップでいつも通りの芝居ができないっていうことがよくあるんです。
けれど、在学中からそういう環境になれていれば現場に出ても同じことをするだけなので、余計な緊張とかしなくてすむんじゃないかな。

 

 

MC:専門学校で学ぶことのメリットってなんですか。

山谷:どんな人が声優を目指しているのか、どんな声の人が声優になりたいと思っているのかを知れたことはよかったです。
それと、現場に出る前に基礎をしっかり学んで土台を作っておけたこともよかったと思います。
下積みがあったからこそ、今現場で声優の仕事させてもらえていると思っていますね。

専門学校を選ぶうえで、基礎を学ぶ場所っていうのはそこまで大きな違いは無いと思うんです。
大事なのは取り組む姿勢とそこにいらっしゃる先生方だと僕は思います。
例えばアニカレならば学ぶ環境は間違いないと思いますし、すばらしい先生もいらっしゃいます。
そういう環境で学ぶときに大事なことって、環境を利用しようと貪欲であることだと思います。

例えば、先生にちょっと踏み込んだ質問をできるか、授業中も自分から進んで手をあげて取り組めるかとか、声優を目指しているんだから授業中もたくさん経験させてもらったほうが絶対に身になりますからね。
その手をあげる勇気を出せるかで、成長の差が出ると思います。

 

 

僕は専門学生のとき、実は先生から良い評価を貰えなかったり、声優に向いていないって言われたりしていました。
でも専門学校で受けた事務所の所属オーディションで、ある事務所の社長さんに「いいね」って言っていただきました。
そして『一週間フレンズ。』というアニメのオーディションをいただいて、主役に受かりました。
演技って本当に見る人や聴く人によって評価が全然違う世界なので、自分で自分の限界を決めないで欲しいなって思います。
今現状でお芝居とかの経験が全くなくても、魅力的な声じゃなくて「こんなんで声優なんてなれんの」って思っていても、「なれます。」って僕は言えます。

声優になること自体はそんなに難しいことじゃないんですよ。
ただ第一線の中に入れるかは本当に一握りだと思います。
運、タイミング、人との出会い、自分だけではなんともできないこともあるので、そのひと握りに入れるかはわからないですけど、ちゃんと芯をもって、周りに流されず初心忘れずに「声優になろう!」って2年間しっかり学んだら、声優の事務所には確実に入れると思います。
そして、事務所に入ってマネージャーさんに営業をしてもらってお仕事ももらえます。
どんな声でも魅力的とされる場所があります。
アニメや映画の吹き替えとかラジオDJの仕事など、声優の仕事って今は多岐に渡っていていろんな声が求められているので、そこだけは安心して頂いていいと思います。

 

トークライブ終盤には、参加者の中高生から直接質問させていただきました!
声優になるために高校生のうちから取り組んでおくべきことや、緊張したときの対処方など、参加者のみなさんが日ごろ気になっている「声優」について質問させていただきました。山谷さんのご厚意により、質問したい中高生全員の質問にとても丁寧にお答えいただきました。

 

 

MC:声優を目指す中高生に向けて、メッセージをお願いします。

山谷:人生一回切りで、自分がなにをするかは自分の意思だと思います。
その一回を無駄にして欲しくないと思うし、先ほども言いましたが自分の限界を自分で決めつけないで、まず一歩を踏み出してみてください。
声優を目指したうえで「違うな」って思ったら、そこで方向転換してもいいと思います。まずは一歩踏み出すことが大切です。
この中にも声優を目指して頑張って、それで声優になれる方もきっといると思います。これから先現場でお会いできること楽しみにしています。
僕も現場に出続けられるよう頑張っていきますので、皆さんも頑張ってください!ありがとうございました。

 

 

 

山谷祥生さん、ありがとうございました!

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