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寺島拓篤さんTALK LIVE!

2018/03/04

 

2/17(土)
数々のアニメーション作品などで活躍中の声優 寺島拓篤さんをお招きし、在校生向け特別授業と、高校生・中学生のためのトークライブを開催しました!
トークライブ終盤には寺島拓篤さんに台本の読み上げも行っていただき、その後には参加者から直接質問をさせていただくという、盛りだくさんな一日となりました。

 


 

MC:本校学生の印象はいかがでしょうか?

寺島拓篤さん(以下寺島):皆さん、凄く真面目な方が多いと言いますか、午前中も在校生の方が話を聞いてくださったんですが、熱意に満ちた目をされていましたね。

 

MC:寺島さんご自身も声優の学校に通っていらっしゃったと言う事をお伺いしまして、専門学校に通う大切さについてどのようにお考えでしょうか?

寺島:中学、高校の時と同じで勉強するという姿勢については変わらないと思うんですが、学校生活をちゃんと過ごすというのが大切だと思います。
中にはアルバイトに打ち込んだり、友達と遊ぶのが楽しくなっちゃったりって人もいますよ(笑)。
でも、専門学校には勉強しに来ている訳ですから、勉強するという根本を忘れないようにして欲しいですね。
僕が在学中は、空いている時間は色んな先生に話を聞きにいったりしていました。
先生によって色んな話が聞けるので、それこそ練習方法も様々ですから勉強になりますよ。
練習方法を知ってるのと知らないのとでは全然違うので、とりあえず話聞きにいってみようといろいろと行ってましたね。
そしてなにより専門学校に通うことは、仲間と一緒に過ごす事で生まれてくる向上心であったり、授業に出てそこで得たものを仲間たちと一緒に磨き上げるという、自分にとって大切な経験になっていますね。

 

 

 

MC:演技をする事と歌う事との共通点やそれぞれの違いはどのようにお考えですか?

寺島:違いは単純にフォーマットが違うと言いますか、歌は音楽に乗せなきゃいけないっていうのがまず難しいですよね。
キャラクターが音楽に関わっている人だったら、「その人がどれくらい音楽センスがあるのか?」っていうのでまた歌い方が変わってきたりするので。
それに、「自分がそのレベルに追いつけているのか?」とか、キャラクターはそこまで出来るのに自分は出来ないと格好がつかないので、その為に努力しないといけなかったりしますよね。
根本的にはお芝居だと思って僕はやっています。

 

トークライブ終盤、アニカレの模擬オーディションで使用されている原稿を使って、在校生による原稿読み上げを寺島さんに聞いて頂き、アドバイスを頂きました!寺島さん貴重なご意見ありがとうございました。
そしてなんと、在校生読み上げの後には、寺島さんご本人より原稿の読み上げを実演して頂きました!プロの声優さんによる演技を間近で聴いた高校生たちはその迫力に感動していました☆
参加した高校生たちは本当に貴重な経験になったことでしょう。

 

 

その後は、高校生たちが普段疑問に思っている質問にも丁寧にお答え頂きました。
プロの声優さんにこうして直接質問ができるのもアニカレの体験授業ならではです。

 

 

MC:声優業界、アニメーション業界を目指す中高校生の皆さんへメッセージをお願いします。

寺島:絵を描く人もお芝居をする人も、大事にして欲しいのは、「生きているものを表現する」っていう事を忘れないで欲しいです。
絵だったら平面で動かしているんじゃなくて、画面の向こう側では僕らと同じように立体でちゃんと生きているので、その立体をとらえて描いて欲しいです。
そして、声優を目指している人は「一つも無駄なことなんて無い」ってことを忘れないでください、「生きている人間を表現する」ってことを忘れないでいて欲しいです。

最後に、絵を描くにしてもお芝居するにしても、厳しい世界だってことを覚悟して来ていただきたいです。
全ての時間を費やしてでも無駄だと思えないような覚悟をもって来てください!いつか現場で出会えることを楽しみにしています。

 


 

そして、在校生向け特別授業では、ご自身の豊富な経験から演技についてのお話やいろんな場面で緊張した際の解消方法などをご講話頂きました。
又、本校の授業で使用している台本を用いて在校生に直接指導いただきその際に「発声は、身体全体で行うこと、使う筋肉の部位によって声の出方が変わること」など寺島さんの実演を用いて
わかりやすく丁寧にご指導いただきました。

 

 

 

寺島拓篤さんありがとうございました!

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