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卒業制作と就職活動の準備をしています【留学生インタビュー】

2017/12/21

 

林 梦贇(リン ムイン)さん
アニメーション学科アニメーターコース2年

 

Q1.最近の授業内容は?

2018年3月公開の卒業制作「幸せの1ページ」でキャラクターデザインと作画監督を担当しています。約15分200カット近くある作品になります。キャラクターデザインは、私の提出した案がクラスで選ばれました。そして、キャラクターの統一感を出すためには、デザインした者が最適ということで作画監督も引き受けています。他の学生の描いた原画の表情や体のバランスなどが、設定と違うことがあるので修正を入れています。自分の担当のカットの原画や動画もあるのですがまだ手を付けていません。締切が近いのでこれから力を入れます。

 

 

Q2.就職活動の内容は?

私が就職を目指しているのは中国上海にあるアニメスタジオです。昨年、中国で劇場公開された「大魚·海棠(大魚とベゴニア)」の作画に携わったり、日本のアニメの制作も行っている著名なスタジオです。手書きのアニメの制作が主な業務ですので、就職試験の内容も日本のアニメスタジオと同じです。日本のアニメ制作が出来る人材は採用されやすいでしょう。
提出用のポートフォリオ(作品集)の準備中ですが、卒業制作を片付けてからと思っています。

「大魚·海棠」予告編
https://www.youtube.com/watch?v=q4u95SV_p8g

 

Q3.中国のアニメ企業の情報は?

今、希望しているアニメスタジオは、私の中国浙江省の実家から電車で30分ほどの距離なので通勤可能です。研修が5月から始まり、研修の結果で採用の合否が決まります。採用されると給与面では固定給で月1万元弱が支給されます。一般的な会社勤めの人の初任給と変わらないと思います。上海も郊外の集合住宅だと家賃は一ヶ月千元程度ですよ。必ず採用されて、まず動画の作画で経験を積んで原画に早く進みたいです。

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